いいまとめ。BaaSというキーワードはこの記事で初めて知った。
今後増えていくことは間違いない気がするけれど、利用する時に障壁になるのはセキュリティとサービスの持続性につきる(アプリにもよるけれど)。この辺りを考えると長期利用を見越したサービス/アプリでの利用になると、小さなベンチャーが提供しているようなサービスは実際問題として利用は二の足を踏んでしまう。ただスタートアップの時間短縮と割りきって、大きくなってきたら自社運用に切り替えるという活用方法もあるのかもしれない。
後はこういったサービスをホストするプラットフォームの必要性。EC2 や GAE がその基盤になっていくとしても、もう1段上のレイヤー(プラットフォーム)があると良さそう。ある程度大きなベンダーがBaaSの為のプラットフォームを提供し、そこでサードパーティが様々なサービスを提供する形態をとることで利用障壁はぐっと低くなる気がする。
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と、ここまで書いてきてふと思い出したが、Amazon は S3、SQS、RDS、Elastic MapReduce、SimpleDB、...等々提供していて通常のサーバでいうところのミドルウェアレイヤーは既にほとんどカバーできている。先日はワークフローエンジンも公開された。Amazonはここでいう BaaSの領域にじわじわと出てきている。将来は他サービス用に amazonのアカウント認証を公開することがあるかもしれない(もう既にされている?)。iOS/OSX限定だと iCloudがあるが、こっちは完全に Appleに囲いこまれたサービスなので、独自サービスでの利用は基本できない。iCloudが他サービスのプラットフォームとしてオープンになることは今後も無いだろうな。ユーザ認証に限って言えば Twitter/Facebookは既にそのスタンダードになりつつある印象を受ける。