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Windows Phone / Metro のユーザインターフェイスガイドラインは iOSと似てる?

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Windows Phone の記事だが UX を考える上で参考になったので紹介。

シリーズになっていて Windows Phone の Metro の UIの考え方やガイドラインがひと通り分かる。一連の記事を眺めると Microsoft は長い間OSをつくり続けてきただけあって、この辺りの奥の深さはさすがという感じをうける(Android の場合、この辺りはどうなんだろうか)。


この記事で面白かったのはタッチ可能な適切な幅が 9mm という調査結果。
以下、引用
推奨されるタッチターゲットサイズは9 mm 以上、最低でも7 mm 以上とし、その場合は15 mm 以上の幅を持たせる。(てて幅に余裕がない場合に利用する)タッチできるアイテムのビジュアルサイズは4.2 mm 以上にする。ちさなコントロール同士の配置ではうまく間を取る、コントロールをタッチしやすくするためにパディングやバッファを使う、そのターゲットで実際に何が行われるか(task context)を意識して、エラー率を評価する。

この 9mm という数字が気になったので iOS の場合どうか考えてみた。

まず iPhone 4S の解像度は 326dpi。mm(ミリ)換算すると
  326[dpi]/25.4[mm/i]=12.83[d/mm]
これに 9mm を掛けてみる
  12.83[d/mm] * 9[mm] = 115.47[d]
プログラミング上はポイントで扱うので Retina Displayの2倍を勘案して 2で割ると...
  115.47[d] / 2[p/d] => 57.75[p]
この 57 という数字は、iPhoneでのアイコンのサイズと一致。偶然かもしれないけれど上記の調査結果に近い。

さらに最低 7mm を同様に計算してみる。
  12.83[d/mm] * 7[mm] / 2[p/d] = 44.905[p]
この 44 という数字も見たことがある。これは「iOSヒューマンインターフェースガイドライン」でも推奨される最小サイズに近い。
タップ可能なUI要素の快適な最小サイズは、44 x 44ポイント。

※計算の仕方がそもそも間違っているかもしれないので、その時はどうぞ突っ込んで下さい。

- - - -
上記計算はともかく、こういった人間が指を使う場合のリアルな調査・研究無しには良いユーザインターフェイスっていうのができないことなんだろう。今後もし、Appleがこの辺りを無視して解像度のバリエーションを増やした場合、Androidのように互換性だけでなく使いやすさも失われる可能性があるのかもしれない。


関連情報
Visual Basicの父、Alan Cooperによるデジタル製品/ソフトウェアデザイン方法論


参考情報
iOSヒューマンインターフェイスガイドライン(PDF)

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